going to the next

 お久しぶりでございます。約1年3ヶ月ぶりの更新でございます。

 で、この空白期間になにがあったかというとまあいろいろあるわけで、現在は以前の記事でいっしょに熊野や鎌倉に行った方と付き合っているわけです。ていうか、まあ前回の更新時にはもうそうなってたんだけどな。

 なにしろ知り合ったのは1998年なので既に13年間お互いに知っている、ということはつまり人生の3分の1は何だかんだで近くにいたわけで、よく思い返せば過去の恋愛相談やら俺の就職祝いやら彼女の転職相談やらなんやらと、一時期ほかの大学時代の友人と連絡を取っていなかった時期も彼女とだけは連絡を取り合っていたりと、距離が200キロ以上離れてからもずっとつながりがあったわけで、そういうのをつまり「縁」というのだろう。

 はっきりいって一緒に生きていくには一番いい相手だと思っているので、たぶん、ていうか基本的にそういう方向です。彼女もそう思ってくれている、と思う。たぶん。


 で。

 先日彼女と大学時代の友人が大勢参加しているコンサートに行きました。そういう場なので観客も懐かしい顔ぶれが大勢いたわけですが、そこにいたのですね。

 あの人が。

 あの雨の降る3月20日未明の某市での別れ以来、実に1年半ぶりの再会であった。
 
 正直最初はちょっと緊張したけどねー、でも普通に話せました。笑顔で。コンサート後は勝手に打ち上げに混ざって大勢で飲みに行ったんですけど、ぜんぜん普通に話せました。ずっと隣の席だったけど。

 よかったです。
 ちゃんと「何があっても笑って話せる関係」を取り戻せたのだと思う。正直、これは彼女に感謝しなければならない。

 これで俺はたぶん2001年から続いてきた10年間の幕を笑顔で引いて、完全にクローズできたのだと思う。思い残すことだとかそういうの本当に全くなかったし。以前、大学卒業以来の再会だったときは、あったんだよそういうの。でも今回は本当にゼロだ。


 なんだか最近、今後の人生の姿というかライフワークというか、仕事もプライベートも含めてそういうのが少しずつ見えてきたような感じがしてます。

 新たな人生が始まりつつある、と思う。

キラリ☆

 最近残念業界からどんどん遠ざかっている俺ですが、この前はりー(自称ヲタ引退のU15ヲタ・炉)と電話で話しているときに話題に上ったのが「東京女子流」。エイベックスのおにゃのこ5人組ですね。

 グループ名以外はよく知らないのでさっそくようつべで見てみた。

 これはなかなかいい曲ですね。PVのつくりやロゴや女の子のコスチュームにエイベックスのプライド(ヲタ向けだけどヲタヲタしくはしたくないって感じ)が見て取れます。
 エイベのおにゃのこ5人組だし曲調としてもちょっとSweetSを思い出すのですが、歌はSweetSのほうがうまい。というか、SweetSはアイドル系では稀な優れたコーラスワークでしたね。この曲は全員同じパート、つまりユニゾンです(と思ったらサビのところで左側に薄くコーラス入ってるな。本人達がやってるかどうかわかんないけど)。でもダンスパフォーマンスはなかなかキレがあるな。その辺はさすがエイベです。まあしかし5人とも若いですね。若すぎて俺は別に推せません。でも2人かわいい子がいるな。
 俺はガールズポップスはサビのどこかで一度はファルセットに行ってほしいというかそうなるべきだと思ってるというか要するにそういうのが好きなのですが(と前も書いた)、その点この曲はうまい。ここは行くべきだろ!と思ったらちゃんと2回目でそうなるし。しかも曲タイトルと同じ「キラリ」って歌詞のところで。これは結構計算して作られてると思います。きっと。すごく歌が上手いわけじゃない女の子(not女性)が歌う高音ってその年代でしか出せないはかないというか不安定な魅力があるよね。そこを引き出すのが美味しい曲だと思うのですね。高音でもR&B系だとかこぶし利かせちゃったりする系の歌いかたは俺的にはどうでもよい。そういうのは別に10代とかじゃなくてもできるじゃないですか。そんなことより人生の僅かな瞬間の瞬きのような輝きを音にして封じ込めることに意味があるんだ!ああ俺に音楽の才能があれば…そしたらかわいい舌っ足らずな発音のおにゃのこにそういう曲歌わせまくるのに…目指せセルジュ・ゲンスブール。しかし10代のかおりんは犯罪だったな。

 という残念な感想はさておき、ようつべを見ていて思ったのだが、コメント欄に英語と中国語とハングルが多いです。中文はみんな繁体字なのでなぜかと思ったらよく考えたら大陸からはようつべ見れないから当然ですが、日本人じゃない方々がreminds me of SweetS!とかthey are kind of moeとか書いててお前ら外国人なのにどれだけ残念なのかと。中にはロシア語とかスペイン語もあって全球的残念同胞大団結って感じです。あと少女時代(韓国の女の子グループ)に似てるという指摘がけっこう目立つ。ちなみに少女時代はSNSDって略されるので覚えておきましょう。やっぱりアジアのポップカルチャーは最高だぜ!

 まあしかし俺もそっちの世界からはだいぶ遠ざかってしまったのでイベントとかは行かないです。以上。ちなみに今は酔っている。

鎌倉

 行ってきましたよ。泊まりで鎌倉。
 楽しかったです。
 鎌倉って、東京に住んでたときは泊まりで行くなんて考えたことなかったから、夜の街の表情を知らないのですよね。まあ店とか長野と同レベルで早い時間に閉まっちゃうんですけど。
 でもクラシックホテルというか大正浪漫的な雰囲気のよいところに泊まったのでこれがなかなかよかったです。一般的な視点で見れば設備が充実しているとは言い難いが(バストイレ共同)、俺というか我々的には大変推せたので、室内で推しジャンプ等を敢行したら大変ウザがられました。って普通しねえよ>俺
 一応、何 も し て な い よってことだけは明記しとく。

seasons of change

 ↓の旅の同行者のブログを見たらちょっと俺が褒められすぎで恥ずかしかった。

 もうすぐ2カ月です。
 だんだん吹っ切れてきたよ。
 これからどうやって生きていくかよく考えなくては。
  

花咲く旅路

 で、例の旅(前のエントリー参照)ですけど、行ってきましたよ。熊野古道

 はっきりいって、楽しかったです。俺は山を背にした海沿いの街というのが好きなのだが、そういう点ではまさにこの辺はぴったりだ。緩やかに穏やかに時の流れるところだった。

 一緒に行った人は学生のとき、大学1年のクラスが一緒だった時からもう10年以上の付き合いの女友達。ヲタ活動も含め俺の過去のいろいろを大体知っている人で、まあ彼女自身もはっきりいって腐女子である。ふだん一人暮らしだから3日間ほぼ常時他人といる生活というのは滅多にない(たぶん2007年にはりーと台湾に行って以来だろう)し、まあやっぱり女の人だからそれなりに気を遣わないとなあ、とか行く前は思っていたのだが、実際行ってみたら非常にナチュラルに気楽でした。基本的に旅は一人が多いのだが、二人で行くのもいいなあと思ったよ。外国人のバックパッカーとか、別に夫婦とかではないのに男女二人で旅してる人たちっていたりするが、わかる気がする。

 そういえばKODがコメント欄に「相手の親が知ったら結婚前提云々」と書いていたが、相手の母親は知ってるらしい、というか「よろしくお伝え下さい、って言ってたよ」と言われた。昔一度だけ会ったことがあったか…俺は高評価らしい。フリーダムなご家庭ですね。

 あと、読者諸賢の一部が期待したような事態は起こっていないということは明記しておこう。

なんか流れ的に今度友達(女性)と泊りで旅に出ることになった。
話をしてて「あーいいね、じゃ行こう行こう」ということになったんだけど、今になってよく考えてみるとそれって一般的にはどうなのか?泊まりだからなあ。
まあ長い付き合いの人なんで別に気にしてないし気心知れてるからいいんですけど。