ongoing tragedy

 えーと、簡単にいうと眠れない。具体的にいうと精神状態が津波レベルで不安定。理由はここに今まで書き連ねてきたような事柄であろう、というかそうだ。正直言って「躁」といっていいと思う。さっきから無意味に泣いたり吐いたり走ったりして意味なく5キロくらい歩いてもどってきたよ。今一番やりたいことは?と訊かれたら、それは歌うこと。大声で絶叫しながら歌いたい!大観衆の前で。

 まあべつにそれはいいや。

 なんかね、メロン記念日が解散するらしいじゃないですか。
 今年で10周年。ついに来てしまったんだね、そういう時が。
 メロンこそ「終わらない夏休み」の具現化だったと俺は思う。なんでも話に聞くには「運命」がなかったらヤバかったとか「お願い魅惑のターゲット」の時もヤバかったとか、そういう話を解散発表があったライブでしたそうだが、すごいよね、(一応)アイドルグループが事務所に直訴してインディーズでリリースするとかって。俺はUFAの戦略なんだとばかり思っていた。恐らく世界で唯一の公演中にステージ上できゅうり食った演者であろう村田さんとか、どれが本当の髪の色かもはや分からないマサオとか、たまに行く飲み屋に昔いたお姉さんに似てる斉藤さんとか、川崎市民の柴ちんとか、ああ見えて実は超ロックな生き様じゃないか。

 だって某avexのバンドもどきなんか、昔ラジオに出てたのを聞いてたら「バンドを組んだきっかけはなんですか?」「あの、専務がバンド組んでいいって言ったから」とかあっさりこともなげに言っちゃって、おいおい君それでいいのか?MAX松浦の掌で踊っててロックバンドみたいなこと言っていいのか?って思いましたもん。

 まあそれはいいとして、要するに俺のヲタ人生もこれで終わりかな、と。いやPerfumeは好きだし聴くし買うし、愛佳はかわいいよ。俺の大好きなあの人に似てて。でもまあ、ずいぶん現場には行ってないし、もう割とついていけなくなってる。メロンと共にヲタ人生散るのも悪くないぜ。と、俺をヲタ道に引き込んだ友人はりーとこの前電話で話した。

 俺がヲタになったのは約9年前、理由は簡単にいうと今も俺が大好きなあの人に振られたからです。空虚で空っぽで不安定で半分壊れていた俺の心と脳内に娘。やあややの歌声は不思議なくらい染み渡った。理由ははりーの当時乗っていた車、緑色のタウンエースノア(通称ロケバス)に大量のハロプロCDが積載されていて、乗れば誰かしらの曲が掛かっているという新興宗教団体顔負けの洗脳車にしょっちゅう乗ってあちこち行っていたからだが、はっきりいって当時の俺にとってハローは救いだった。そして数年後ハロヲタがパフュヲタになり、そして俺はまた彼女に会えるようになった。そしてやっぱり好きだった。

 たぶん新しい扉をそろそろ開かなきゃいけないのだ。俺が。

 今度また彼女に会いに行きます。もう今度は絶対に言うのだ。それは決まった。はっきりいって勝率は1割を切ってると俺は予想している。でもこれからも会える人でいるために、きっちりカタをつけなきゃいけないのだ。きっと。
 正直言って俺は下鴨神社賀茂建角身命にも八坂神社にも伊勢神宮にも成田山新勝寺にも台北の霞海城隍廟の月下老人にもスリランカの神様にもバンコクのワットポーにも祈った。ありとあらゆる八百万の神に願った。もちろん自分でもいろいろ策は打った。だいたい俺が昔激痩せしたのだって、そりゃしばらくモノが食えなかったってのもあるけど、彼女が「痩せ型の人がいいな」って言ってたから少しでも痩せれば見る目変わるかな、って思ったから無意味に毎日片道10キロチャリで走ったりとか、正直アホかと思うけれども。でもいかなる神仏の力を借りようとも「人の心はいつでも 簡単には動かないもの」って。それならそれでもう仕方がない。

 なんにせよそろそろ俺の世界は変わり始める時期なのだ。きっと。
 the doomsday is already scheduled.