It's not end until it's end.

 「あけましておめでとう」以来連絡が取れなくて(まあmixiにはコメント付いてたけど)、正直やっぱり全ては俺の勘違いで本当はだめなんだろうなと最近は思いつつある。
 あんまりしつこくならないように、たまーにメールを出して、でも返事が返ってこないとやっぱり辛いから、あんまり彼女のことは考えないようにしてるんだけど、でも最近2日連続で夢に出てきてしまった。
 俺は基本的に寝つきが良すぎる人なので(これは彼女も同じで、前に「どっちが早く眠れるか競争しよう」とか言って笑ってた)普段夢なんか全然見ないのだけど。
 何をしていたかは特に覚えていない。確かけっこう大勢知り合いらしき人々がいる中で、ずっと2人で話していた。大した話はしてないけど、それが自然って感じだった。
 目が覚めたらなんか寂しい気分だ。
 でもちょっと驚いているのは、今までの人生で不思議なくらい「自分の好きな人」は夢に出てこなかったのに、ってことだ。もうそれくらい彼女は俺の思考の片隅に居ついてしまっていて、拭い去れないものになっちゃってるんだな、と思った。
 たぶん彼女はそんな風には全然思っていないだろう。でも、とある人(女性)から聞いた話。その人は昔俺が彼女に振られたときにいろいろ相談したりした人なんだけど(実は当時その人は俺のことが好きだったんだそうだ。申し訳ない)その人曰く「あなたと2人でいると、(彼女に)私すごーくきつい視線で睨まれてて、断ってもやっぱり特別な人なんだな、と思った」んだそうだ。
 なんかもうね、彼女の思考領域のメモリの1%でも常時占有できてるならそれだけで俺は嬉しいよ。誰だったか忘れたけど「好きでいさせてもらえる」ってこと自体が素晴らしいことだと書いていて、それはその通りだと思った。全人類的全宇宙的規模で考えればディスプレイの1ドットの明滅以下くらいの長さの人生の間にそういう人に巡り合えたってことだけでそれは大当たりなんじゃないか。たぶん人類の半分くらいはここまで好きな人にはめぐり合えずに死んでいくのだとか思えば俺はレアなエクスペリエンスをしているんじゃないか。
 ちなみにタイトルはアメリカのマイナーリーグの弱小チームの監督が言った言葉らしいです。「それは終わっていない、それが終わるまでは」ってことだが、訳すなら「まだだ、まだ終わらんよ!」だな。