time of heart

 「ココロコロン」という長野の女の子3人組がいるのですが、この前の土曜日にそのライブを観てきました。いわゆる地方アイドルです。はっきりいって未知の世界なわけだが、よく考えてみりゃPerfumeだって最初は広島のインディーズだし、今は亡きZONEなんかも札幌から出てきて紅白にまで出演したわけだ。そもそも古来から芸能というのは輝きを放つ原石を見つけ支える粋な人々の力で発展してきたのである。それに俺は東京出身とはいえ今は長野県民ですから、やっぱ地元の人は応援したい。
 という自己正当化はまあおいといて、どこでやってるかというと中野です。といっても長野県の中野市じゃなくて東京の中野です。5月から毎週土曜日にやっていて、しかも開演は朝10時45分。早い。会場はなかのZEROという区の施設の「視聴覚ホール」というところで、実はこの施設は俺がかつて借りようとしたことがあったりする。俺は学生時代は歌だの劇だの公演をいろいろやっていて、なぜか会場取りをすることが多かったのです。その頃はこんな大人になるとは夢にも(ry
 そんなわけで今年の最高気温を記録更新したくそ暑い土曜、中野駅前で青芝と待ち合わせて会場に向かう。信じられないくらい暑い。いったいこの暑さの中俺達は何をしているんだ?…と思いつつ徒歩10分くらいで会場着。視聴覚ホールは地下2階…あれココロコロンって書いてないぞ?
 普通のホールの普通の土曜の普通の午前だけに普通に親子連れとかがいて、この先にライブ会場があるとは思えないアウェーな雰囲気の中、とりあえず階段を降りる。まさにgoing to deeper underground。地下2階に着いて少し探すと「視聴覚ホール」があった。特に看板や張り紙はなく、ほんとにやってんのかコレ?と思うとスタッフらしき人が来て「いらっしゃいませ」と迎えてくれた。料金は1000円。
 中に入ると階段状の仮設の座席があって、要するに演者を見下ろす形の客席になっている。何かの講演会、長野だったら「県政出前講座」とかやりそうなそんな感じ。客席はけっこう埋まっていた。
 席につくとすぐ開演。曲はオリジナルなのでもちろん知らない、がどれもけっこういい曲で、たぶん90年代前半のポップスが好きな人ならこれはあり。この日はメンバーの1人、みわの誕生日ということで、ケーキを持ってきてろうそく吹き消したりとか客席もあわせてハッピーバースデー歌ったりとか、なんだかアットホームな進行で和みます。
 この子はなかなかの歌唱力で、たぶんそこらへんのメジャーのアイドルより全然上手い。誕生日イベントで、昔「ジュニアのど自慢」に出たときのVTRが流れたのですが、とても当時7歳(だったか)とは思えなかった。ちなみにほかの2人は、MC担当?でムードメーカーっぽい子がかほ、ダンスが上手い(青芝評)のがえりな。キャラが3者3様でいい感じです。ここで気づいたんですけど、俺は3人組が好きなんだな。たぶん。TMNとかも好きだったしな(違うか)。
 ライブはアンコール2曲含め全8曲(だったはず)で、約1時間。この日の入場者数は34人、前回+1人で過去最多だった、ということなので、前回来た誰かが欠席+俺と青芝のどちらかの分が純増、という推測が成り立ちますね。参加者は回を重ねるごとに順調に増えているようだ。
 ちなみに今度の土曜で中野公演は最後だそうです。やっぱ千秋楽は過去最多の来場者数にしたいじゃん?…というわけで、土曜はまた東京に行くことだし、ちょっと早めに起きりゃ済む話なんで恐らく次回も行くと思われます。実はCD買って割とヘビーローテーションだしなwww
 それはそうと、いま長野県は伊那(県の南部)を中心に豪雨による土砂災害や天竜川の堤防が決壊したり大変なことになっておりまして、みわ(伊那在住らしい)が心配だ。